山口の旅 ~錦帯橋と秋吉台と~

これが学生時代、最後の旅行でした。
3月28日から29日にかけて、大学の後輩と山口へ。

まずは18きっぷを使い、山陽本線の列車を乗り継いでひたすら西を目指します。

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広島県福山市で小休憩。ハイボールをお供に平らげる広島焼は最高!

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国鉄型車両の牙城だった広島にも、ようやく新車の姿が見られるようになっていました。カープレッドの227系「レッドウイング」。

海越しの宮島、それから魅惑的な風情漂う尾道の町などを横目に見て…
降り立ったのは山口県の最東端に位置する岩国市。ここから山口の旅が始まります。

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バスで20分、有名な「錦帯橋」にやってきました。
平日にも関わらず、思いのほか観光客が多くて驚嘆。桜との絡みを何とかして撮ろうと試行錯誤してみたり。

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日が傾いてきましたがもう少し西に進みます。
錦帯橋最寄りの西岩国駅舎、西洋風でレトロな味わい。

ここから発着する岩徳線は、かつて山陽本線の一部を構成し幹線輸送を担った時代もありましたが、現在は完全なローカル線。

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自動放送もないホームに、無造作なエンジン音を纏って滑り込む気動車
この光景が好きだ。

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終着の徳山駅は、今はやりの「TSUTAYA図書館」を備えたオシャレ仕様で目を見張ります。
少々寂しい商店街を歩き、食べログ上位のカレー屋さんで夕食を済ませました。

ただ、この日の宿泊先はもう少しだけ西、防府駅前のホテル。
地元の若者たちが戯れる声のほかは静寂につつまれた駅前に降り立ち、イオンで地酒を買い込んで酒盛りののち床についたのでした。


翌29日は一路秋吉台を目指します。
ラッシュと呼べるのか怪しい程度にゆとりのある通勤ラッシュに羨望のまなざしを向けながら、山陽本線新山口駅へ。そこからバスに乗り換え、秋吉台に到着。

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鍾乳洞にハズレはない。これが岩手の龍泉洞、大分の稲積水中鍾乳洞と訪れてきて得た結論。
そしてここ秋吉台の鍾乳洞、秋芳洞もまた裏切りませんでした。

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秋芳洞のすごいところは、なんといってもそのデカさ!
地下なのに圧迫感がない。ちょっとしたホールのようです。

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ラピュタに出てくる巨神兵みたいな鍾乳石に出会えたりと、見どころは盛り沢山でした。

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そしてエレベーターで地上に出ると、そこは野焼きされた大地と石灰岩が演出する死後の世界。ご存知カルスト台地です。
これが数億年前、海中にあったサンゴ礁に由来しているっていうんだからまた驚き。

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高校の地理で語呂合わせのように覚えた「ドリーネ」「ウバーレ」「ポリエ」のうち「ドリーネ」もご登場。
併設の博物館もアカデミックな展示が充実しており、大いに知的好奇心をくすぐられるて大満足でした。

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秋吉台を離れる前に、某星野源とガッキーのドラマにも登場した「瓦そば」で腹ごしらえしておく。

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タクシーを駆使してもう一か所、秋吉台近辺のスポット「別府弁天池」へ。
エメラルドグリーンの綺麗な池、しかしその色の理由はナゾだそう。
やたら暇を持て余したので、ニジマスの「せごし」を賞味するなどしてました。

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弁天池の近くを横切るのは石灰石を運搬するベルトコンベア。日本海沿岸の長門市まで延びているそうで。
写真中央左、船木鉄道という会社名を冠した赤いバスでこの地を後にしました。

帰途は一瞬だけ九州に上陸する行程でした。
バスで美祢駅まで辿りついた後、JR美祢線山陽本線鹿児島本線を乗り継いで門司駅へ。そこから門司港へ行き、神戸行の夜行フェリーで関西へと戻ったというわけ。
もっとも、すぐに新幹線で東京に向かったので、実質的にこれが関西とのしばしの別れでもありました。

4月より、東京暮らしのスタートです。


☆8月8日にUPしました。