「希望」と「立憲民主」の新人議員の割合をみてみると

衆議院選挙、結果が出ましたね。
選挙オタク的な観点からいえば、2012年以降の選挙はただただ自民党が勝ち続けるばかりで、どうも面白味が無かったのですが、今回は久しぶりに面白い選挙でした。言うまでもなく、民進党が実質上分裂してくれたからです。

前原さんが希望の党への合流宣言をした時には、民進党内のリベラル左派の新党立ち上げもあるか…?ぐらいの予想はしていましたが、まさかその勢力が野党第一党にまで躍進するとは思いもせず。
対して、一時は「小池首相誕生か…!?」とまで持てはやされた希望の党は、現有議席割れという敗北に終わりました。

この立憲民主党希望の党という、新しいけれども今後野党の中心を担うであろう2つの政党、一体どんな人たちが構成している政党なのでしょうか。人によっては、希望の党は「小池さん中心の新しい雰囲気の政党」、立憲民主党は「旧民主党のベテランが集った政党」なんてイメージがあるかもしれません。

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でも、当選者一覧を眺めていると、むしろ希望の党の方が旧態依然としている感が拭えないことに気付きます。この2党の当選者の内訳(元職/前職/新人)をまとめてみました(図)。

注目なのは新人議員(初当選議員)の割合。立憲民主党は新人が40%を占めているのに対して、希望の党はたった18%しかいません。設立経緯からして、立憲民主党が今後早々に瓦解するということはひとまずなさそうなので、今後リベラル左派勢力の中心を担うことになる国会議員が輩出されていくのではという期待も持てます。

対照的に心配なのが希望の党。小池色が強い政党ですが、その内訳をみると新人議員は少なく、やはり民進出身の前職議員が存在感を放っています。しかも無所属で当選した民進出身の篠原議員によれば「希望の党に泣く泣く行っている人が大勢いる」んだそう。小池さんはしばらく国政には出てこないだろうし、首班指名候補も未だに決まっていないし、なんだか政党としての自律性が感じられないというのが正直な感想です。個人的に好きな議員さんはいるんだけどな。

以上、ただ二つの政党の当選議員の内訳をまとめてみただけの記事でした。