マニラ旅行記 〔2-2〕日本人、戦跡コレヒドールに立つ(後編)

今度は島の北部にあるビーチへやってきました。 ここは1942年の日本侵攻時、当時アメリカ極東陸軍司令官だったマッカーサーが、もはや日本軍の手に落ちる寸前だったコレヒドール島から脱出した場所。その後マッカーサーはオーストラリアに行き、有名な"I sha…

マニラ旅行記 〔2-1〕日本人、戦跡コレヒドールに立つ(前編)

旅行記ですが、今回は至って真面目なお話。 「東南アジア」と聞いた時に、このことを自然と想起する日本人は今時もうあまりいないように思うのですが、70年余り前、東南アジア各地に多数の日本人がいた時期がありました。 そう、太平洋戦争の時期です。ASEAN…

マニラ旅行記 〔1〕フィリピンとの出会い

2年ぶり、人生で3度目の海外旅行!行き先は…フィリピン!後輩が首都マニラの大学に留学しているので、ひとっ飛びして遊びに行ってみることにしました。 東日本大震災から7年目を迎えた3月11日。朝に名古屋を出て、18きっぷで関空へ。国際線に乗るときは空港…

私的富岳百景

広重の富士は八十五度…ではないが、富士山を見に行くことにした。名古屋の八畳にこもって依存症の如くタイムラインを眺めていたら、そこには東国へ向かう後輩たちが東海道線の車内から切り取った綺麗な富士。折しも明日は快晴の予報、ちょうど鬱屈した気分が…

紀伊半島 山と海の旅 〔3〕旅の〆は串本海中公園

紀伊半島旅行3日目。潮岬の「青少年の家」で徹夜の天体観測を終え、12時に起床です。 太平洋を望む。いい天気です。 旅行の最終日なので今日中に関西に戻る必要がありますが、奮発して特急を使う予定なので、少しはゆっくりしていってもいいかな。

紀伊半島 山と海の旅 〔2-2〕サイコパス?なクジラの町・太地

突然ですが、「シー・シェパード」ってありましたよね。捕鯨に対して強硬すぎる反対活動を展開することで話題となった、アレです。伝統的な食文化か、それとも環境保護かとしばしば論争の種となる捕鯨ですが、そんな捕鯨をめぐる問題の渦中に置かれてきた街…

紀伊半島 山と海の旅 〔2-1〕朝もやの熊野本宮に参る

2月16日。今日は紀伊山地を離れ、太平洋岸に出ていきます。でもその前に、この辺りでもう一箇所訪れておくべき場所がある。7時過ぎのバスで、少し十津川方面に引き返す。

紀伊半島 山と海の旅 〔1-2〕十津川温泉と果無集落散策

十津川温泉までやって来ました。大和八木から4時間あまり乗ってきたバスとはここでお別れ。少し十津川村の空気を吸ってぶらぶらしてみたいと思います。

紀伊半島 山と海の旅 〔1-1〕日本一の路線バスで十津川街道をゆく

間もなく幕を閉じる4年間の神戸滞在。近畿地方の隅々まで足を延ばしてきたつもりだけど、それでも未踏の地というものはある…。 例えば、本州の中でも交通の便が悪い地域として知られる紀伊半島。潮岬こそサークルの合宿で訪れたことはありますが、そこは日本…

能勢電で妙見山に参る

2月11日、いよいよ関西を離れる日も近づいてきました。今日は能勢電鉄沿線を乗り歩きします。 能勢電鉄、通称"のせでん"が起点とするのは、阪急電鉄宝塚線の川西能勢口駅。阪急とはきわめて濃密な関係にあり、かつて阪急線で使用されていたマルーン色の電車…

自己統治―権力行使についての覚え書き

強くなりたい。そう願うとき、もしかしたら暗に目標にあるのは、近代のリベラル・デモクラシーが要求するような、「自律した人間」像かもしれない。すなわち、「自己統治」が機能した人間像である。 ところが、そのような強靭な主体を目指すことは、同時に他…

故郷への「道草」

故郷。その言葉は貴方にとってどんな感興を催すだろうか。 おそらくそれは「うさぎ追いし」と文部省唱歌に歌われるような、単なる郷愁や懐古というような、単純で一面的なものではないはずだ。 夏目漱石『道草』は、「遠い所」から故郷東京に帰ってきた健三…

「希望」と「立憲民主」の新人議員の割合をみてみると

衆議院選挙、結果が出ましたね。選挙オタク的な観点からいえば、2012年以降の選挙はただただ自民党が勝ち続けるばかりで、どうも面白味が無かったのですが、今回は久しぶりに面白い選挙でした。言うまでもなく、民進党が実質上分裂してくれたからです。 前原…

南海電車で行く泉州の旅 (後編)大阪・和歌山県境を歩いて越える

岬町役場から西へと向かうバス…ときどきメインルートから外れ、集落や公民館を経由していきます。乗客は僕含めて4人にまで増えました。 終点の一つ手前のバス停、「とっとパーク小島」で下車。道の駅と聞いていましたが…ほとんど海釣り公園ですね。

南海電車で行く泉州の旅 (前編)大阪の果てを目指して

神戸に拠点を移しました。とはいっても、滞在するのはあと半年間弱。関西に未練を残さないようにしないと…! 10月9日は秋晴れの祝日。南海電車で旅に出る。新今宮から南海本線で一路南へ… 貝塚駅まで来ました。ここで水間鉄道に乗り換えます。

DD51の貨物列車を撮影してみる

基本的に暇だし、図書館は閉館日だし、たまには、「撮り鉄」もやってみる。 お目当ては国鉄時代に製造されたディーゼル機関車、DD51です。かつては日本中あちこちで姿がみられたそうですが、今では定期運用が残るのはわずかにJR関西本線(名古屋口)のみ。こ…

東濃で木曽川を辿る旅―苗木城と恵那峡と(後編)

木曽川のほとり、苗木城の大手門まで下山してきました。 ここからは中津川駅まで平坦な道を歩いていきます。森のきわに敷かれた道を、川の音に沿って歩く。 おや、この橋脚は…これも北恵那鉄道の廃線跡に違いない…! 北恵那鉄道は中津川駅と、中津川の市街か…

東濃で木曽川を辿る旅―苗木城と恵那峡と(前編)

突然ですが、日本の城、といえば。姫路城や熊本城など、荘厳な天守閣を誇るお城がまず頭に浮かびますが、最近では小規模な山城も密かに注目を集めていたりしますね。その代表格が、すっかりメジャーな観光地となった兵庫県の竹田城でしょうか。 今回は、その…

近鉄乗りつくしの旅 〔2〕三重県内の支線を巡る

近鉄乗り放題きっぷの有効期間の2日目、8月27日は神戸での所用に時間を費やしたため、大阪線と名古屋線の急行を乗り継いで名古屋に戻るだけで終わる。 でも、有効期間の最終日、翌28日はきちんと乗りつぶししましたよ! 名古屋から四日市に来ました。まずは…

近鉄乗りつくしの旅 〔1-2〕夏の吉野探訪(後編)

吉野散策を続けます。 商店と神社仏閣が入り混じる吉野山の道。こういう風情ある所をのほほんと歩くのは非常に気持ちの良いものです。人でごった返してないのがなお良い。

近鉄乗りつくしの旅 〔1-1〕夏の吉野探訪(前編)

物事の好き嫌いというのは不思議なものでして、なぜ好きなのか嫌いなのかと問われても上手く答えられない、なんてことは、誰にでもあると思います。 僕の場合、それに当たる「好き」が鉄道。2歳児の頃から「ラピート」や「500系のぞみ」に乗せてもらってキャ…

名古屋の見どころ再発見! その③~名古屋のものづくりを体感せよ

懲りずに第三弾。今回がいちばん万人向け、老若男女問わず楽しんでもらえるスポットなんじゃないかなと思います。とはいえ、僕が紹介している以上、ウェイウェイしたい人、インスタ映えでいいね稼ぎしたい諸君にはやっぱり向かないと思うので、そういう面々…

名古屋の見どころ再発見! その②~覚王山の「別荘」探訪

見どころ再発見企画、第二弾でございます。 今回訪ねたのは、名古屋駅から地下鉄東山線で10分少々、名古屋市内の住みたい街ランキングで第1位を飾ったこともあるという高級住宅地「覚王山(かくおうざん)」界隈です。 なるほど、名古屋で住むならどこ?と言…

名古屋の見どころ再発見! その①~四間道・円頓寺 

名古屋の見どころを再発見する企画、最初に紹介するのは、そんな名古屋駅から徒歩で15分ほどの距離にある、「四間道・円頓寺」エリアです。

おい!!和を乱すんじゃねえ!!

Twitterを見てて思ったこと。 仮説の域を出ないけど、①声が大きいのに、自分と違う考えをまくしたてる(法)人(例:マスコミ、政治に物言う芸能人) ②マイノリティたる属性を利用して、声を上げているように見える人(例:障害者)に対して過剰に反感もちすぎ…

東京・路地の風景3選

"だ・である調で綴られた文章=「きちんとした文章」"のはずが、一歩足を踏み間違えるだけで「素人がイキった文章」に陥落しかねないということが、過去の投稿をみていると分かりますね。 今回はです・ます調にしておきますね! 6月27・28日にかけて、所用で…

黒光りするあいつを玄関から追い出した話

出かけようと思ったら、玄関でゴキブリがジタバタしていた。 腹を向けて、ひっくり返った状態で、ジタバタしていた。ゴキブリ=敵。 ゴキブリ=殲滅すべしもの。 当然の命題である。 洗面所や台所で黒光りするそやつを見かけるや否や、反射的に殺虫剤をもって…